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濃姫擁護しか頭にないHaruhiが運営しております / Haruhiの脳内のおよそ98%は濃姫でできております / 生駒派はReturn to the back.



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ここのところ更新が止まっております
日々少しずつ下書き段階では書き連ねているのですが、帰蝶と義龍、帰蝶と夕庵、帰蝶と利三、そして帰蝶と家臣達を丁寧に扱いたいと想い、言葉を選びながら少しずつ進めておりますので、中々文章が伸びない
『信長 ~群青色の約束~』は帰蝶を中心として描いているため、周りに居る人物も半端な人数ではなく、その一人一人の遣り取りを疎かにしても良いのかと言う疑問を抱えておりますもので、先に進まないというのが言い訳でございます
そもそも史実とは全く異なるIfの世界ではあっても、全ての事柄をヴァーチャルにもできず、今更のように信長の歩んだ人生の濃密さには驚かされます
そう想うと、やはり『家庭が安定していない男が、これほどのことができるのか』と言う疑念もどうしても打ち消せません
私個人の考えとしても、『濃姫・帰蝶、つまり妻が夫を支えていなければ、どうしても成し得ないことだらけ』であり、然したる問題もなかったがために信長正妻・帰蝶は歴史の表舞台には出て来なかったのではないかと
何度か引き合いに出させてもらっている毛利元就の正室も、どう言った人物なのか詳細のわからない女性です
だけど、西国一帯を一代で治めた元就の妻なのだから、彼女の存在と言うのは元就の中では『絶対的な伴侶』ではなかったのかと
その上、兄弟の絆も強かったようですし(弟達は自分の命と引き換えにしても、毛利を継いだ長兄の息子、つまり甥っ子の失態を庇おうとしていた)、家庭が安定していなかったら、決して成し得なかったと私は想います
物語には帰蝶の実弟・利治も出ています
信長を語るには欠かせない人物の殆どが美濃衆、つまり帰蝶とは縁の深い人物が殆どです
織田の家臣ではあっても、池田恒興の父は美濃出身(尾張出身との説もありますが、元々は美濃で派生した一族です)
その恒興と利治の関係がはっきりしておりませんが、決して他人のように薄い関係ではなかったのではないかと想っております
ですので、物語の方で兄弟にも近い関係で居るよう表現しております
その利治は本能寺で従兄弟(濃姫・帰蝶と光秀が従兄妹なのだから、帰蝶の弟である利治にとっても従兄弟に当りますよね)から甥(系譜上)信忠を守ろうと命を落とします
主君を守るのが当然としても、この時の利治は『与力』です
『家臣』ではありません
直接の上司は信長に当ります
ですので、利治は逃げようと想えば信忠を捨てて逃げることもできたのです
だけど利治は、それをしなかった
姉の大切な息子(血の繋がりは証明できないが)だから
姉の夫の跡取りだから
だから、守ろうとしたんじゃないのか、と
『三左』こと可成も、元々は土岐家の家臣
そして、斎藤(あるいは道三の実家・長井)の家臣でもありました
まだ道三が存命中の間(この頃の斎藤の絶対的な君主は道三)に信長に付いていると言うことは、可成は道三の意思で信長の軍門に下ったのではないか、と
そして、その先にあるのは『娘を想う父親の親心』としか、私は想えません
今の信長の子孫がどれくらい存在するのかわかりませんが、誰かに遠慮して表立った活躍のない濃姫・帰蝶を侮辱するのはその人達の勝手かも知れません
だけど、嫁ぐ前の帰蝶の周りに居た人物に焦点を置けば、如何に信長の出世譚が妻に支えられて遂げられたのかがわかります
その史料は余りにも少ないけれど、武井夕庵がどれだけ信長の近くに居たか
信長を叱ることのできた唯一の人物とも目されている夕庵
私がこれまで偶然にも目にして来たドラマや創作物などには一切出て来ないけれど、彼を語らずして信長は語れまいとも想っております
そう言った『信長を語るに欠かせない』人物を、「史料が少ないから」の一言で軽く扱ってしまうから、そんな人達の手懸ける『信長小説』は中身の薄い、もっと酷く言えば「誰でも書けるような、ぶっちゃけ中身が同じ」小説しかないのではないかと
「天才で風雲児で時代の最先端を行き、誰も真似できないカリスマ的な存在だけど気性はキチガイ」な信長ばかりの小説に疑問を感じたら、信長の側に居た、特に史料の少ない男達に目を当ててみればきっと、自分なりの信長像が見えるはずです
私はそうして、自分なりの信長を見付けました
不器用で朴念仁で素直じゃなくて、だけど奥方には頭が上がらず、その奥方の前でだけ本当の自分を曝け出せる少年のような信長
頑固者だから時々は意見の衝突で奥方と喧嘩をしてしまうけど、いつも奥方の方から折れてくれるので「こちらこそごめんなさい」と謝ってしまう可愛い信長
だからこそ、信長には人を惹き付ける魅力と言うものがあって、その魅力を引き出せるのは奥方の帰蝶、濃姫しか居ないのです

濃姫の実情は何も伝わっていない
彼女に興味を持って1年半が過ぎ、この頃想うようになりました
史料が残っていないのに、それでも人の心に残る、そして、今も信長の妻であり続ける彼女は、きっと、『男の見た夢』なのではないかと
取り止めのない幻想が夢なのなら、彼女はきっとその『夢の名残』なのだと
信長と共に生き、信長と共に戦い、信長と共に散って行った男達の残した夢が『濃姫・帰蝶』なのではないかと
だから「はっきりしないのに、存在感がある」のではないかと想うようになりました
彼女の残した物は余りにも大き過ぎるため、それ以降を生きている私達現代人には到底理解できる範疇ではない
だから、『目に見える偽書に惑わされ、本当のことが見えていないのだ』と、そう想いました
私如きが濃姫を語るのは、おこがましい
口にすることさえ許されない存在があるのだとしたらそれは、『神』ではなく『濃姫』なのではないか、と
それでも大好きなので、私はこれからも濃姫を語り、帰蝶を生かし続けたいと想っております

素人の綴る三文創作物に今年一年、お付き合いくださりありがとうございます
新年も新たな気持ちで、そして、今まで以上に愛する帰蝶・濃姫を伸び伸びと描きたいと願って止みません
どうかこれからもお付き合いくださいますよう
来年も宜しくお願い申し上げます


まだ見ぬあなたへ

あなたの残した夢は、春の香りのように
夏の日差しのように
秋の穏やかさのように
冬の雪のように美しい
あなたを想う男の願いはあなたを守り続け
それは千年経っても消えぬ軌跡のように
あなたを絹の衣で包み
錦の細紐で結わえ
あなたの美しさを損なうことなく、今も、今も見守り続ける
あなたは男達の残した 夢
物言わぬ古の男達が残した証
だから
今も輝き、気高く、誰にも侵されることのない高貴な存在
あなたはこの世で唯一の、完全無二な存在
だからあなたは愛する夫の隣で今も美しく光り輝き、その周りに座す男達までもを輝かせる
あなたは、この世の誰もあなたを自由にできぬ、唯一の存在
だから、あなたに嫉妬する
存在がはっきりせぬ
だけど、存在を無視することもできぬ、不可思議な女性(ひと)

まだ見ぬあなた
あなたの存在は、余りにも遠い
あなたの夫よりもなお遠い、まるで空のような女性(ひと)
だから人はあなたに恋焦がれる
あなたを羨望する
あなたはそれを知っているのか
あなたを想う心は千里を駆け
あなたを想う心は月に届かんばかりに伸びる
あなたは知っているのか

願わくば、あなたに生まれたかったと言う見果てぬ夢を、想い描く見果てぬ夢を

まだ見ぬあなた
私の想いはあなたに届きますか
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あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします!

私の今年の一文字(名前を入力して占う…)は「蝶」でした。
決していい意味合いではなかったのですが(←花から花へ、移り気な…浮気は慎むように、と言うような内容でした…。私、一途ですよ?笑)
それでもこの一文字が出た瞬間、嬉しかったです。
今年もHaruhiさんの描く世界にどっぷり浸かります!
mi URL 2010/01/04(Mon)11:07:41 編集
今年も宜しくお願いします
>私の今年の一文字(名前を入力して占う…)は「蝶」でした。

運命ですね
検索して見付けたのですが、期限切れで削除された後でした(苦笑

>決していい意味合いではなかったのですが(←花から花へ、移り気な…浮気は慎むように、と言うような内容でした…。私、一途ですよ?笑)

我が妻は、自由に空を飛ぶ揚羽蝶にございます
誰の手にも止められず、誰の自由にもならない揚羽蝶

信長の残したこの言葉を、miさんに進呈
『蝶』には悪いイメージはありません
美しく華やかで、この世の何より花に良く似合うもの
花の隣には蝶、蝶の隣には花
実を申しますとわたくし、蝶は苦手でございます(汗
と申しますのも、随分昔の話なのですが、一羽の揚羽蝶が私の顔目掛けて飛んで来たことがありまして、見事にバチンと当って逃げて行きました
蝶をあんな間近で見たことのない(蝶、と言うか、蝶の腹?)私には、あの事件は衝撃的でした
口付けの出来る距離で見ることなどありませんので、特に恐怖しました(汗

>今年もHaruhiさんの描く世界にどっぷり浸かります!

ああ、プレッシャーを感じてしまう(苦笑
Haruhi 【2010/01/05 00:15】
濃姫(帰蝶)好きの方へ
本日は当サイトにお越しいただき、ありがとうございます

先ずはこちらのページを一読していただけると嬉しいです→お願い

文章の誤字・脱字が時折混ざっております
見付け次第修正をしておりますが、それでもおかしな個所がありましたらお詫び申し上げます

了承なしのリンクは謹んでご辞退申し上げます
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祝:お濃さま出演 But模擬専…     (戦国無双3)


おのれコーエーめ
よくもお濃様を邪険にしおってからに・・・(涙

(画像元:コーエー公式サイト)
オンラインゲームにてお濃様発見


転生絵巻伝 三国ヒーローズ公式サイト:GAMESPACE24
『武将紹介』→『ゲーム紹介』→『Exキャラクター紹介』→『赤壁VS桶狭間』にてお濃様閲覧可
キャラクター紹介文
絶世の美貌を持つ信長の妻。頭が良く機転が利き、信長の覇業を深く支えた。
また、信長を愛し通した一途な妻でもあった。

(画像元:GAMESPACE24公式サイト)
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岐阜の地酒 日本泉公式サイト

(二本セットの画像)
夫婦セット 吟醸ブレンド(信長・濃姫)
本醸造 濃姫
カップ酒 濃姫®=爽やかな麹の薫り高い、カップとは想えない出来上がりのお酒です
吟醸ブレンド 濃姫® ブルーボトル=自然の香りのお酒です。ほんの少し喉を潤す程度でも香りが深く体を突き抜けます
本醸造 濃姫®=容量的に大雑把な感じに想えて、麹の独特の香りを抑えたあっさりとした風味です

今現在、この3種類を試しておりますが、どれも麹臭い雰囲気が全くしません
飲料するもよし、お料理に使うもよし
お料理に使用しても麹の嫌な独特感は全く残りません
奇跡のお酒です
何よりボトルがどれも美しい

清洲桜醸造株式会社公式サイト

濃姫の里 隠し吟醸
フルーティで口当たりが良いです
一応は『辛口』になってますが、ほんのり甘さも残ってます
わたしは料理に使ってます

清洲城信長 鬼ころし
量的に肉や魚の血落としや、料理用として使っています
麹の香りが良いのが特徴ですが、お酒に弱い人は「うっ」と来るかも知れません
どちらも一般スーパーに置いている場合があります
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