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濃姫擁護しか頭にないHaruhiが運営しております / Haruhiの脳内のおよそ98%は濃姫でできております / 生駒派はReturn to the back.



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と、まぁ、暫定的なことをタイトルにしましたが

ネットや本などで見付けた言葉や興味深いことは、直ぐにメモする習性があります
最も、そのメモも膨大な量になってしまい、結局、その山に埋もれてわからなくなって、その内記憶から消えてしまうことの方が多いですが、先ほど見付けたメモに「信長は天王信仰」と書かれておりました
見てみると、「天王信仰・信長の氏神とも言われている」とあったので、メモった記憶のない私は『天王信仰』について少しだけ調べてみました

信長の好きだったらしい『幸若舞・敦盛』に『下天』と言う言葉があります
下天とはインド仏教で言うところの『須弥山』のことらしく、ネット辞書で調べたら簡潔ながら「天上界で最も劣っている天・人間の世界」とありました
小説でも「下天は夢か」(←信長に纏わる小説で1~2を争うほどの劣作)「下天の城」などがありますが、信長は仏教徒ではありません
世間の手前、一応は形式的に法華宗だったそうですが(でも、奉られている墓の所在する寺で法華系は本能寺だけなので、法華宗だったというのも怪しいかもしれません)、信長自身信仰していたのは日本古来の神様達のようです
と言うのも、先祖が福井県にある織田の神主でしたので、信長自身も寺よりも神社との縁の方が深いようです(京都・鴨川神社や、伊勢神宮、愛知県・熱田神宮など)
『下天』がインド仏教に由来する言葉であれば、信長はそれそのものを好んで使うということがあったのでしょうか
たまたま好きだった敦盛の中に下天と言う言葉があるだけで、単なる偶然を必然にしているだけではないでしょうか
代わって『天王信仰』を調べてみれば、これは日本古来神に纏わる話にも繋がりました
『天王』とは『牛頭天王』のこと
『牛頭天王』は日本全国各地に祭られている神様です
武士で言えば『愛宕信仰』みたいなものでしょうか、牛頭天王は農業にも関係する神様のようで、農民を大事にした信長らしいエピソードですね
天王信仰はつまり『牛頭天王信仰』のことであり、別名は『祇園信仰』とも呼ばれています
天王信仰に関わる祭礼で有名なところが、かの『祇園祭』(お恥しいことに、調べるまで知りませんでした)、『津島祭』、『川裾祭』など
特に目を引いたのが『津島祭』です
このお祭は愛知県と岐阜県の間にある津島(行なわれるのは伊勢湾に繋がる川)の祭ですよね
このお祭に信長は、濃姫帰蝶を連れ(勿論、侍女も大勢連れて行ったでしょうが)、見学に行ったと言う記録も残っているそうです
奥方様を連れてまで見学に行ったのだから、当時でも派手なお祭だったのでしょうか
現在の津島祭も勇壮なお祭のようですね
見学に行かれた方の感想が聞きたいところです

日本人だから全員仏教徒だと言う風に思われがちで、だけど元旦には神社に初詣する人の方が圧倒的に多いのと、有名なお寺より、有名な神社の方が遥かに多いように、日本人は元々、伊勢信仰(天照大神)の神道なのです
それを小説家達は挙って信長を仏教徒にしてしまう
日本人だから仏教徒だなど、エゴに過ぎません
現に私は咄嗟にお願いする時、『仏様』とは言いません
『神様』と心の中で縋ります
神様は西洋の神様ではありません
東洋の神様、八百(やおろず)の神様のことです

信長が信仰したと言う牛頭天王は、『神仏習合』による神様だそうで、その本体は『素戔嗚尊』(須佐之男命)
出雲の神様です
牛頭天王を『神様』と位置付けること自体が、日本古来の『神様』であることを示しています
私はそれまで、かじり程度で読んだ本に「信長は神道家」らしいと言う知識しかありませんでしたが、これで確証を得たような気分になりました
彼は仏教徒ではなかったのだ、と言うことを
だから、寺を破壊した、と言うのではなく、悪い方向に蔓延る寺(当時の仏教)を破壊し、昔のままの純粋な気持ちで人々に教えを説く場所に戻って欲しいと願っていたのではないでしょうか
別ブログのお友達から、こんなことを教わりました
「仏教は、人に教えを強要するところ(教えを説く)ところではなく、勉強する場所だと思います」と
色んな考えがあるからこそ、私はそう言った方々の考えを聞き、日々学ばせていただいております
仏教だから、神道だから、ではなく、呼び方は違っても、『祈ることで救われる』のなら、仏も神も関係ないのではないでしょうか
私は未だ、信長の考えには至りません
誰も彼の思いを理解できなかったのではないだろうか
だけど、これは私の個人的希望ですが、『誰も理解してくれなかった自分を、唯一理解してくれたのは女房だった』
だから、彼女は歴史の表舞台には一切出ず、影から信長を支えていたのではないだろうか
だからこそ、今の世の多くの人間が別の女性を信長の妻と支持しても、『濃姫』帰蝶の存在感は決して消えることなく、私達の心に根付いているのではないだろうか

『信長 ~群青』も50話を越えましたが、それ以前のものも含めてそろそろ200話近くになっても、私は未だ信長、帰蝶夫妻の絆を知ることができません
理解することができません
願うばかりで、確証も何もありません
それは、二人が常人では理解できない域にまで達しているからだと思いました
そう、願っているだけなのかも、知れません
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無題
>彼女は歴史の表舞台には一切出ず、影から信長を支えていたのではないだろうか
だからこそ、今の世の多くの人間が別の女性を信長の妻と支持しても、『濃姫』帰蝶の存在感は決して消えることなく、私達の心に根付いているのではないだろうか

Haruhiさんのこの言葉、度々出てきますがすごく好きです。
と言うか、私もそう思うから。
そう、思いたいから…。

先月、座禅組んできました。
日本人って、宗教にそんなに傾倒していないと思うんです(特に最近)
私も困った時は「神様・仏様…」って、手当たり次第にお願いしますし。
自分の心の汚いものをどうにかしたいと思って行ったのですが、初めから無になることなんて出来ず…邪な思いだらけでした(笑)

最終的に、思いの深さ・強さはずーっと続いて残っていくもの、支えていくもの、だと思いました。
mi URL 2009/10/14(Wed)16:08:57 編集
Re:無題
>先月、座禅組んできました。

お疲れ様です
心、休まりましたか

>日本人って、宗教にそんなに傾倒していないと思うんです(特に最近)

どうでしょうかね
私も宗教に頼った生活はしてないためか(般若心経が役に立たないと知っているので)詳細を知っているわけではありませんが、結局自分の心(の持ちよう)が強いか弱いかで、溺れるか無関心でいるかの違いだと思います
大抵心の弱い人、縋る物がない人、人生に楽しみがない人は宗教に落ちます

>私も困った時は「神様・仏様…」って、手当たり次第にお願いしますし。

私は子供の頃から八百の神様の大事さを教わりました
勿論、うちの親は宗教家ではありませんし、寧ろ毛嫌いしている傾向も強いですが、一日の終わりには自分を生かしてくれている様々な物に感謝して寝るようにと教わり、そのための「おやすみなさい」と言う言葉があるのだと教わりました
「明日もよろしくお願いします」との意味を込めて

>自分の心の汚いものをどうにかしたいと思って行ったのですが、初めから無になることなんて出来ず…邪な思いだらけでした(笑)

自分の心が汚れていると思うのは、自分を理解したいと言う表れであり、それは決して穢れではありません
汚れていると思う人ほど、心は美しい物です
本当に汚れている人は『自分を見ること』ができません
だから、どんな風に立ち振る舞っているかとか、人に対してどんな接し方をしているかとか、どんな言葉を投げているかなど一切理解していません
無になることは、それは即ち『死ぬこと』でしか実現しません
生きている限り様々な事を考え、様々なことを願い、様々な物を欲しがり、様々なことに喜怒哀楽する
それが人間です
無になってしまったら人間で居る意味がありません
無理をして『無』になる必要なんて、どこにもないんです
ありのまま、生きるまま、そのまま、できれば人様に迷惑を掛けない範囲で自分に正直である方が、人生は楽しく過ごせると思います
誰のための人生ではない
自分のための人生なのだから

>最終的に、思いの深さ・強さはずーっと続いて残っていくもの、支えていくもの、だと思いました。

「残そう」と思い、残したものは、いつしかその中身が空っぽであることに気付き、「残そう」とも思わず、ただ大事にしているものはいつまで経っても中身は『満たされた』ままであります
信長は何も残さなかったからこそ、想像力を掻き立てる男なのだと思います
(一族が必死になって残したものはあるでしょうが)
Haruhi 【2009/10/14 21:08】
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転生絵巻伝 三国ヒーローズ公式サイト:GAMESPACE24
『武将紹介』→『ゲーム紹介』→『Exキャラクター紹介』→『赤壁VS桶狭間』にてお濃様閲覧可
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