ええい、腹が立って煮え繰り返っとるわ！！

ついでです
流してください

日本史サスペンス見ました
途中から正視できませんでした
この番組は生駒後家擁護の『武功夜話』を推奨しているそうです
番組に電話しました
スタッフは応えました
信憑性に欠けるとわかっていながら、『武功夜話』の作り話を作ったそうです
見た人間にとっては、それが事実と受け取っても仕方がないとも、言いきりました
信長が祝言の席で帰蝶に『濃姫』と付けたと作りました
後世の創作である可能性が高いとされているのに、それでも「信長が濃姫と名付けた」と製作しました
スタッフは「そう作った」と認めました
道三が懐剣を帰蝶に手渡したとドラマにしました
創作です
通説の逸話を検証もしないで、ドラマにしました
濃姫は、信長が生駒後家を愛したので、濃姫を実家に帰したとドラマにしました
その後、生駒後家が正妻になったとドラマにしました
全て『夜功武夜』の創作であり、『信長公記』にはありません
フィクションを史実として創作したと、この番組のスタッフは認めました
あやふやだけど、そのままドラマにしたと認めました！
日本テレビ！！
それでもメディアの端くれか！！！
だったらなんで生駒後家が死ぬ寸前まで、信長は後家が病気だったことを知らなかったんだ！！
大学の教授に監修をお願いしたと言っていたが、その教授の名前を聞き忘れたので今、電話を掛け直したら出ないよ
やっと出たかと思ったら、「憶測で番組作りました」って言ったよ

濃姫が信長の側に居たことを示す史料は『信長公記』、『近江國輿地志』、『言継卿記』、『勢州軍記』、『美濃国諸旧記』、『明智軍記』、『織田信雄分限帳』、『氏郷記』、『総見院殿追善記』（Wiki参考）、『総見寺過去帳』
これだけあるのに、寧ろ後家の記述は『武功夜話』（甲陽艦軍と同じ、史料と言うよりも創作性の飛んだ伽話集）しかないんですよ
それなのに、日本テレビは「信長は後家を愛したため濃姫を実家に帰した」と作りました
そして苦情係は「史料は参考にしたが憶測で作った部分が多い」と認めました
製作責任者に代わってもらうよう30分お願いしましたが、とうとう代わってはくれませんでした
二回に分けて電話したので、総分1時間です
最悪な結果でした
もう、日本テレビは見たくありません・・・

なんか、燃える前にくすぶったままで沈下したって感じです
立ち直れません


ちなみに、濃姫ドラマの監修は、明治大学の武光誠と言う教授だそうです
専攻は日本史だけど、部門は武家社会ではありません
仏教神道弥生時代です
そんな人に、桃山時代の人物の監修を頼んだのか、日テレは・・・


気になって検索してみたら、「１個人の頭の中で考えた考察である事、、」を念頭に入れて作られたサイトがありました
『織田信長と明智光秀』内『濃姫』

わたしは益々、彼女の供養のためと、小説作りに情念を懸けることにしました