仲裁 ～濃姫篇～ （あっちのブログから引っ張って来ただけ）

ねね「お方さまぁぁぁー！＞＜」
濃姫「どうしたの、おねね。そんなに取り乱して」
ねね「うちの人が・・・っ、うちの人がまた浮気をぉぉぉー＞＜」
濃姫「浮気は男の甲斐性の内。知らぬ振りをしているのが、妻の努めです。それに、あなたは秀吉が浮気をしたら1万石もらう約束をしているのでしょう？うはうはじゃない」
ねね「・・・・・・・・・・・じゃぁ、お方さまは、信長様が浮気をされたらどうなさるのですか？」
濃姫「私？私は城をもらう約束をしているわ」
ねね「でも、浮気相手に子供ができたりしたら、それはさすがに黙っていられませんよね？」
濃姫「いいえ。子供ができたら国をもらう約束をしています」
ねね「じゃぁ、尾張とか岐阜とか・・・」
濃姫「もちろん、浅井からもぎ取った近江も、朝倉からせしめた越前も、私が頂いております」
ねね「お屋形様って、一体何処に住んでるの・・・・・・・？（汗」

後日

秀吉「いやぁ、怒って出て行ったかと思えば、にこにこして「2万石で許してやる寛大な私に感謝しろ」ってうちのかかぁ、言いやがるんですわぁ。なんか1万石増えてるし」
信長「で、あるか」
秀吉「なんでも信長様は、浮気をしたら城をお方様に差し上げて、子供ができたら国を差し上げるとうちのかかぁが言ってたんですが、本当ですか？」
信長「で、あるな」
秀吉「てことは、那古野城も清洲城も小牧山城も岐阜城も安土城も、お方様のもので？」
信長「で、あるな」
秀吉「じゃぁ、居候ですか？」
信長「で、あるか」
秀吉「うちの三成（若い頃は家臣の家で居候していた）みたいですな」
信長「是非もなし」